こんにちは。院長の吹田です。
「お酒を飲みすぎると勃たなくなる」とよく耳にすると思いますが、
因果関係が気になっている方も多いと思います。
もしくは既に勃起力の衰えに自覚があり、「もしかして、お酒が原因?」
と疑っている方もいるかもしれません。
今回はEDになる原因が飲酒にあるのか。因果関係を医者目線で解説していきます。
結論から申し上げるとお酒とED(勃起不全)の発生率について、
直接的な関係を示す研究は多くないものの、過度な飲酒がEDのリスクを高める可能性は
十分にあります。因果関係について解説していきます。
お酒を過剰に摂取すると、テストステロンの生成に悪影響を及ぼすことがわかっています。
メンズヘルス、男性科の診療において、そして男性の健康にとって、特に重要なのが
テストステロンというホルモンです。男性ホルモンは、アンドロゲンとも呼ばれる
ステロイド・ホルモンで、メインになるテストステロンのほか、ジヒドロテストステロン
デヒドロエピアンドロストロン、アンドロステロン、アンドロステンジオン
エピアンドロステロンなどがあります。
テストステロンは男性の性欲や性的機能に重要な役割をもつ男性ホルモンです。
その多くは精巣で産生されることから、過剰なアルコール摂取により精巣の機能が低下すると、テスト
ステロンの分泌量も低下する恐れがあります。
テストステロン量の減少はEDのリスクを高めると考えられており、ED診療ガイドラインにおいても
EDのリスクファクターとして取り上げられています。
また、テストステロンは骨や筋肉を作りあげるのに大切な働きをします。
同時に体脂肪を減らしていく働きもあるので中年太りなどは、テストステロンの働きが鈍っている
という可能性があります。テストステロンは男性にとって最も重要なホルモンと言えるでしょう。
男性にとって、健康で充実した生活を送るために非常に重要なホルモンがテストステロンであることが
理解できたと思います。ではメンズヘルス、この男性科の診療においてもテストステロンを
いかにして増やすか?が気になるところです。
ここでは日常のテストステロンを増やす生活習慣について述べたいと思います。
筋肉量を増やす事が1番重要です。
大きな筋肉を中心とした適切なウエイトトレーニング、筋力トレーニングがテストステロンの分泌を促す
ことが分かっています。男性ホルモンへの影響のみならず、糖代謝の改善
基礎体力向上など他にも多数メリットがあります。
睡眠や食事も非常に重要です。睡眠時間を削ったり無理をし過ぎないことが大切です。
当然良質な睡眠のためには、精神的な安定、環境作りも大切になってきます。
筋肉づくりにも欠かせないタンパク質ですが、身体作りの基本のため十分なタンパク質を摂取すること
で成長しやすい状況にするために必要です。
体がタンパク質不足で、飢餓状態を感じると十分なテストステロンが分泌されません。
テストステロンの分泌を増やすには日頃の運動と食事、睡眠が重要だと解説してまいりましたが、
日頃の運動や筋トレが難しい方へのおすすめが当院取り扱いのピュアフロウです。
寝た状態のまま60分間の施術で16kmのジョギングなどの有酸素運動と同様の効果が得られます。
勃起不全の治療や、肥満の改善にとても効果的で、簡単に施術できますのでぜひ一度お試し下さい。
当院ではED治療は投薬のみでなく、体質改善や生活習慣の改善や予防医療にも力を入れております。
当院では食事の改善内容や一人一人のお悩みに寄り添ったカウンセリングも行っておりますので
お気軽にご相談ください。
※オンライン診療も受け付けております