こんにちは。院長の吹田です。
今回はNMN点滴療法についてお話したいと思います。
「NMN点滴療法」とは、ハーバード大学医学部の研究によって若返り効果が発見された、
新時代のエイジングケア治療です。
NMN点滴療法により、NMNを体内に吸収させることで、老化による身体機能の低下を遅らせ、
実年齢よりも若く健康的な身体機能を保つ効果が期待されています。
サーチュイン遺伝子とは、老化や寿命の制御に重要な役割を果たすとされる遺伝子で、
「長寿遺伝子」とも呼ばれている。細菌から哺乳類まで、多くの生き物に備わっている。
サーチュインの発現量を増やすことで老化制御につながる効果を得られたとする
動物実験が多数報告されており、人を対象とした臨床試験も進められている。
世界を驚かせたのは、たった1つの遺伝子が持つ、これまで知られていなかった
新しい機能を強めただけで寿命が延びたという事実だった。
その後の研究の進展で、現在では哺乳類にはSIRT1からSIRT7まで7種類のサーチュインがあり、
それぞれ異なる特性があることが分かってきた。このうち、特に重要だとされているのが
SIRT1(サーティワン)だ。SIRT1は血糖値を下げるインスリンの分泌を促し、
糖や脂肪の代謝をよくしたり、神経細胞を守り記憶や行動を制御するなど、老化や寿命のコントロール
に深く関与していると見られている。
どうすればサーチュイを活性化できるのか。その鍵を握るのが、NAD(ニコチンアミドアデニンジヌク
レオチド)という物質だ。NADは、細胞内のミトコンドリアにおけるエネルギーの産出に欠かせない
補酵素で、サーチュインを活性化させる役割を担うとされている。
組織中のNAD量は加齢と共に減少するが、NADを増やすことができれば、サーチュインを活性化させ老
化を遅らせる効果を期待できる。
NADを増やす方法として、運動やカロリー制限などの有効性が知られているが、
近年ではNMN(ニコチンアミドモノヌクレオチド、ビタミンB3からつくられる物質)
の摂取なども注目を集めている。
https://project.nikkeibp.co.jp/behealth/atcl/keyword/19/00113/より引用
サーチュイン遺伝子の活性化で改善が期待できるとされる老化現象(出所:Cell Metab.2018 Mar 6;27 (3):529-547.をもとに日経BP 総合研究所作成)
上記にあるNADという物質を増やすことでサーチュイン遺伝子を活性化させれば
老化を遅らせることができるということが分かりましたが、ビタミンB3から作られる
NMN「ニコチンアミドモノヌクレオチド」の摂取によってをNAD増やす事ができます。
NMNは、枝豆、ブロッコリー、きゅうりなどの野菜にも含まれています。
しかし、例えばブロッコリーで十分なNMNを摂取しようとすると、
なんと約40kgも消費しなければならず現実的ではありません。
そこで効率よくNMNを補給しようということで開発されたのが、NMN点滴です。
老化を遅らすことが可能なNMN点滴療法でたくさんの方が効果を実感しています。
是非シンメディカルにご相談ください。
※オンライン診療も受け付けております。