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モテホルモン補充外来

男性ホルモンの基礎知識と生活習慣改善の重要性

2025.01.15

はじめに:男性ホルモンがもたらす健康効果

こんにちは。シンメディカルクリニックのドクターはまだです。

本日のテーマは「中高年男性に向けた、自然にテストステロンを増やす方法」です。

テストステロンは、男性らしさを形づくるホルモンであり、健康や活力の土台を支える重要な役割を担っています。筋力や持久力の維持、性欲や精力の向上、骨密度の強化、さらには集中力や判断力といったメンタル面への影響も絶大です。しかし、加齢に伴ってテストステロンの分泌量は減少していきます。これは「男性更年期障害」と呼ばれる一連の症状を引き起こし、日常生活の質(QOL)を大きく低下させる原因となります。

研究によると、30代半ばを過ぎると、テストステロンの分泌量は年1%ずつ低下するとされています。さらに、現代のストレス社会において、不規則な生活や栄養不足、運動不足が追い打ちをかけ、多くの男性が気づかないうちにホルモンバランスを崩してしまっています。

こうした背景を踏まえ、薬に頼らず、自然な方法でテストステロンを増やす方法について解説していきます。特に、忙しい中高年男性でも実践できる簡単な習慣改善や効果的なトレーニング、栄養摂取の工夫について詳しくお話しします。

 「最近、なんだか元気が出ない…」

「昔に比べて体力が落ちた気がする」

こんな悩みを抱えている中高年男性の皆さん、それ、もしかすると男性ホルモンの低下が原因かもしれません。

テストステロンは「男性の活力のエンジン」とも言える重要なホルモンです。このホルモンの分泌が低下すると、筋力の減少、性欲の低下、内臓脂肪の蓄積、さらにはメンタル面への悪影響が出ることもあります。年齢を重ねるごとに減少するのは自然なことですが、実は生活習慣を見直すだけで、テストステロンを自然に増やすことができるんです。

今回は特に「筋力トレーニング」と「生活習慣の改善」に焦点を当て、薬に頼らずに男性ホルモンを向上させる方法を詳しく解説していきます。忙しい中高年男性でも取り組みやすいポイントばかりなので、ぜひ最後までお付き合いください!

テストステロンを増やすライフスタイル

筋力トレーニングがテストステロンを増やす理由

筋力トレーニングは、テストステロン分泌を自然に増加させる最も効果的な方法の一つです。特に、高強度のレジスタンストレーニング(ウェイトトレーニング)は、筋線維の成長を促進し、ホルモン分泌を刺激します。

  • 科学的根拠
    研究によれば、全身の大筋群(胸、背中、脚)を対象にしたトレーニングを行うと、テストステロンの急激な増加が見られることが分かっています。また、高負荷トレーニングでは、成長ホルモン(GH)の分泌も促進され、筋肉の成長がさらに加速します。
  • トレーニングの種類
    ・スクワットやデッドリフトなどの複合運動(マルチジョイントエクササイズ)
    ・ベンチプレスやバーベルロウなどのフリーウェイトエクササイズ

トレーニング強度と回数の最適化

  • 強度設定
    筋力増強に最も効果的なトレーニング強度は、1回の最大重量(1RM)の70%~90%です。この範囲でのトレーニングは、筋線維を最大限に刺激し、テストステロンの分泌を促します。
  • 回数とセット数
    各エクササイズを8~12回の反復(レップス)で3~5セット行うのが効果的です。大筋群を週に2~3回鍛えることで、継続的にホルモン分泌を刺激できます。
    • スクワット:80kg×10回×4セット
    • ベンチプレス:60kg×10回×4セット
    • デッドリフト:100kg×8回×3セット

筋トレ後の回復を考慮したルーティン

筋力トレーニング後には、筋肉が一時的に損傷を受けるため、適切な休息が必要です。この回復期間に筋肉が修復され、成長します。48時間以上の休息を設けることで、テストステロンの生成が最大化されます

ストレス管理とコルチゾールの影響

ストレスが慢性的に続くと、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌が増加します。コルチゾールはテストステロンと競合して作用するため、過剰な分泌はテストステロンレベルを低下させます。

  • 対策
    ・深呼吸法やマインドフルネス瞑想を取り入れる。
    ・1日10~15分の軽い運動や散歩を行い、ストレスを軽減する。
    ・仕事や家事の合間に短時間の休息を設けることで、心身をリフレッシュする。

睡眠とテストステロン

睡眠中に分泌される成長ホルモンは、テストステロンの生成を促進します。一方で、睡眠不足はホルモンバランスを崩し、筋肉量や性欲の低下を招く可能性があります。

睡眠の質を高める方法

規則正しい睡眠スケジュール

毎日同じ時間に寝起きすることで、体内時計を整え、ホルモン分泌を最適化します。

寝室環境の最適化

寝室を暗く、静かで涼しい環境に整える。遮光カーテンや耳栓、快適な寝具の使用がおすすめです。

就寝前のリラックス

就寝1時間前にはスマホやPCの画面を見ない。ブルーライトを避けることで、メラトニン(睡眠ホルモン)の分泌を促進します。

    アルコールとテストステロンの関係

    アルコールの過剰摂取はテストステロンの生成を妨げます。特に中性脂肪の増加や肝臓への負担は、ホルモンバランスの悪化を招きます。

    • 対策
      ・1日1~2杯以内の適量を守る。
      ・糖分の多いカクテルやビールを避け、ウイスキーや焼酎などの低糖アルコールを選ぶ。

    運動と栄養を組み合わせたホルモン改善の具体例

    運動後の栄養補給

    筋トレ後の30分以内に適切な栄養を摂取することで、筋肉の修復とテストステロンの分泌を効率的に促進できます。

    • おすすめメニュー
      ・プロテインシェイク(ホエイプロテイン20~30g)+バナナ1本(糖質補給)
      ・鶏むね肉のグリル(タンパク質)+玄米(炭水化物)+アボカド(脂肪酸)

    有酸素運動と筋トレのバランス

    適度な有酸素運動は心肺機能の向上とストレス軽減に役立ちます。ただし、過剰な有酸素運動はテストステロンを抑制するため、週2~3回、30分程度にとどめましょう。

    まとめ

    第一部では、筋力トレーニングと生活習慣の見直しを通じて、テストステロンを自然に増やす方法について詳しく解説しました。特に、筋トレ後の栄養補給やストレス管理が重要なポイントです。これらを実践することで、男性ホルモンの分泌を最適化し、健康的な生活を送ることが可能です。

    次回の第二部では、栄養素に焦点を当て、テストステロン生成に寄与する具体的な食材とサプリメントについて解説します。どうぞお楽しみに!

    では、次回のコラムもお楽しみに🤗

    👨‍⚕️ふっきー先生@医療ダイエット専門  https://www.youtube.com/@dr.fukky.
    👨‍⚕️モテ男作る医者Dr.はまだ【シンメディカル】 https://www.youtube.com/@shinmedical

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    😊「筋トレにおける「最適な食事バランス」第2弾!」についてこちらの記事でもご紹介しています。こちらをクリック

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